特別講演:資材管理が経営を変える(東京開催)
~米巨大エアラインを資材改革から再建した元購買担当上級副社長が語る~

 

主な内容

本講座では、航空業界の元資材調達担当副社長が実践してきた資材管理に関するミッション、市場動向、各部門との関係等今後の資材管理の可能性について詳細事例を交えてご紹介します。
『資材管理が経営を変える』(日本資材管理協会刊)をテキストとしてお配りします。

対象

資材、購買、外注、海外調達部門。

開催地・開催日・会場

  開催地 開催日 会場 所在地
  東京   2016年10月25日(火)13時30分~16時30分   中央大学駿河台記念館 360号室    東京都千代田区神田駿河台3-11-5
 

プログラム

1.資材管理の社内の評価、位置づけ?
 (1)重視=社内重視=社内発言力:強⇒各部門をリード、人材が育ち他部門で活躍
 (2)軽視=社内=社内発言力:弱⇒部門間で孤立、人材育たず、優秀な人材は配属を嫌がり「日陰の部署」、自ら「資材屋」
 (3)「日なたの重要部署」という評価を勝ち取る努力を!
 (4)「強い資材管理」「尊敬される資材管理」へ踏み出す参考に!

2.資材管理のミッション
 (1)「ローコスト」+「良質で信頼できるもの」+「安定して確実に」
 (2)「速やか」にコレクティブアクションをとれる体制

3.資材管理が握る会社の命運
 (1)航空機メーカー70%購入品、製造会社50~70%
 (2)コストコントロール=企業の収益向上(責任と使命は資材管理)
 (3)総原価の大半をあずかる資材管理が十分な能力と手腕を発揮⇒会社の命運に大きな影響
 (4)理解しない経営者、自覚理解しない経営者、自覚のない資材マンがいることは残念
 (5)資材管理のコストセーブは収益の向上に直結

4.資材管理の可能性(強い資材管理の実現 強い資材管理とは)
 (1)強い資材管理の第一歩:「スピークアップ」
   ①「良かれ」「こうあるべきだ」「こうしたほうがいい」思ったことは堂々と主張
   ②ロジカルに説明(数字や計算にもとづいた裏付け、チャートを用いたロジック)
 (2)「できる資材担当者」との評価や尊敬につなげる
   ①技術的な要素も踏まえ、幅広い視点で資材が判断する姿勢⇒共感と信頼
   ②いわれるがまま購入することは、手配師にすぎず、資材管理ではない
 (3)資材管理の役目
   ①コスト、リードタイム、マーケットコンディションなど、さまざまな要因を織り込んだビジネスディシジョン
 (4)資材部長の役割
   ①「いままでこうだったが、これからはこうしたい」と各部長を説得すること
 (5)「強い資材管理」実現のためのアクション
   ①部門間の利害や権力闘争のためではなく、資材管理が本来の権限を得て存分に役割を果たすことが、
          会社にとって大きなプラス
    ②目が覚めない相手には「結果を示す」⇒資材管理の評価を転換
     コンチネンタル航空で行った「すべての契約の見直し」(言い値⇒多額の不必要な出費の取り戻し)
                        
5.資材管理に求められるもの(強い資材管理vs. 一般的な資材管理)
 (1)会社のミッションを知れ
 (2)コストコントロール
 (3)良質で信頼性のあるものを
 (4)長期にわたるサプライチェーンをつくる
 (5)ネゴシエーション力
 (6)マテリアル・マネジメントのループをつくる
 (7)サプライヤーもパートナーに:なるべくデュアルソースを確保
 (8)情報システムで確実性・効率性を
 (9)契約のプロに
 (10)人材の配置と教育
 (11)プロアクティブな姿勢
 (12)時代と社会の動向を読む
 (13)事業と現場に精通する
 (14)カスタマーニーズとコモンセンスに問う
 (15)設計段階から関われ
 (16)枠にはまらない

※講義内容、時間等は変更になる場合があります。

講師紹介

鶴田 国昭氏 元コンチネンタル航空 購買担当上級副社長  
  川崎重工入社後、製造部・資材部を経て日本航空機製造に出向、国産初の民間航空機YS-11の開発・生産に携わり渡米。ピードモント航空資材担当副社長、ミッドウェイ航空上級副社長、コンチネンタル航空購買担当上級副社長を経て、同社顧問、JALのアドバイザー、当会理事等。
【著書】『資材管理が経営を変える』(日本資材管理協会刊)
 
 受講料   一般 25,000円 / 会員 20,000円テキスト代・消費税が含まれています)
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 電話:03-5687-3477  info_jmma@jmma.gr.jp
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