“必ず実現できる”をコンセプトにやさしく説明する開発購買実践ガイドです。
企業は利益の拡大とその永続が必須です。そのためには製品やサービスの魅力を高めることと併せて外部調達品のコストダウンが経営課題です。
調達における利益貢献はコストダウンが重要です。そのためには開発設計段階でのコストの創りこみを行う調達の現場力として「開発購買」が必須です。
開発購買の重要性は承知していても「では、具体的にどうやって?」、悩みに答えられるものが必要です。浅学無知ながら電機会社の調達部門に永年在籍して得られた経験をもとに、「こうすれば必ずできる」を整理しました。
「原価の70~80%は設計で決まる」、「設計開発段階から調達部門が参画して大幅コストダウンすべき」は充分に承知の事柄です。値引きでなく絶対値で原価を安く、となると「あるべき原価を説明・説得」できなくてはなりません。図面が決まっていない開発設計時点で「こうすれば原価
目標達成できる」を提案できなくてはなりません。本書は「開発購買」の取組みを簡明な論拠で具体的に解りやすく“必ず実現できる”をコンセプトにやさしく説明する開発購買実践ガイドです。
<目次>
はじめに
第1章 開発購買とは何か?
第2章 調達部門は共益協創部門
第3章 開発購買活動
第4章 共益協創のエンジン
第5章 開発購買の知力
第6章 ノウハウの蓄積・共有化・活用
第7章 開発購買エンジニアの育成
巻末資料
1 調達部門の業務と知識体系・階層別セミナー
2 調達部門総合力 評価表
3 開発購買エンジニアの能力評価
4 調達エンジニアのコストエンジニアリング能力評価
5 調達部門のコストエンジニアリング能力評価
6 調達部門の組織力向上の特徴と課題
7 調達知財力 共有化・見える化 評価表
8 調達先評価基準 評価例
9 開発購買的貿易商社の 評価基準
10 開発購買 技談プロセス評価
11 営業マンの折衝プロセス評価
12 見積り取得スキル評価?
あとがき
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