科学的な調達・ 購買業務の取組み手法
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~ 調達先サプライヤーの「営業戦略・戦術」に負けない、“脱・KKDを狙った” ~
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主な内容
資材調達・購買業務のための“ 脱・KKD ” ノウハウを学習しましょう。
脱・KKDが “ 経験・カン・度胸による意思決定から脱却する考え方” として提唱されて久しいですが、その主な
狙いは、属人的判断結果のバラつきの是正です。
調達・購買業務においては、担当者Aさんの判断結果とBさんの判断結果に差異が生じた場合、その差異は調達先サプライヤーへ、調達元組織(=発注企業)の意思決定のバラつきとして提示されます。
結果、属人差が組織の信頼性を損なうことに繋がります。
商品品質が優先されていた従来には通用したKKD意思決定も、経営品質が優先される現在の状況においては厳し
い状況です。
個人判断ノウハウを組織判断ノウハウに昇華させる必要があります。
他方、デジタル経営時代の現在にあって、“ 脱・KKDの取り組み” は資材調達・購買活動においても活発な取り組
みが行われています。例えば、AI(人工知能)を使った調達価格の積算や見積りシステムなどです。
これらの基本的な仕組みは、過去の価格決定実績をビッグデータとして扱い、価格変動因子である「調達品の図面
因子(形状、寸法など)」や「調達条件因子(調達数量、調達納期など)」と価格の相関関係を予測値算出するもの
です。
KKDで意思決定された実績価格が元データで十分でしょうか?
加えて、調達・購買活動での意思決定からの“ 脱・KKD ” は、このような固有技術だけでは推進出来ません。
“ 脱・KKD推進のための体制作り” も必要です。
(1)調達・購買部門としての在り方(自社使命、調達先との関係)、(2)在り方に相応しいツールの整備、整備されたツールの正しい使い方、(3)ツールや使用方法のメンテナンスなどです。
本研修では、“ 脱・KKDを狙った”、科学的な調達・購買業務の取組み手法を学習します。
対象
調達元(発注企業側)の開発設計担当者、品質保証・品質管理担当者、調達管理者・実務者、および、仕入先サプライヤー企業側の営業販売担当者など
開催地・開催日・会場
開催地 |
開催日 |
会場 |
所在地 |
東京 |
2024年 8月 6日(火)10:00 ~ 16:30 |
連合会館 5階 502会議室 |
東京都千代田区神田駿河台3-2-11 |
※ このセミナーはオンライン受講(リアルタイムで ZOOM を利用しての参加)が可能です。
※ 講義内容、時間等は変更になる場合があります。
プログラム
1.調達・購買部門の役割
(1)調達・購買部門の経営上の重要性
(2)調達・購買部門の生産管理業務との関係
(3)調達・購買部門の役割
1)生産上の役割 ~部門・業務の必然性~
A:調達単価の低減、あるいは、適正価格での調達
B:調達数量の減少、あるいは、適正数量の調達
C:仕入先企業との共存共栄
(4)調達・購買のPDCA
1)調達・購買の実行計画【調達戦略】
2)調達・購買の具体的活動
~業務プロセスと手段・方法~【調達戦術】
3)取引先管理
4)調達・購買の活動基盤の整備
5)調達・購買の実績評価・監査
2.“ 脱・KKD ” の必然性
(1)KKDの実態~定義/メリット/デメリット~
(2)“ 脱・KKD ” が求められる理由
3.対峙する、調達先サプライヤー:営業部門の戦略・戦術
(1)役割違いによる、戦略・戦術の違い
(2)販売額拡大の取り組み
(3)販売単価上昇と販売数量増大の取り組み
(4)販売先企業との共存共栄 |
4.” 脱・KKD ” 調達・購買のための、『科学的』活動の進め方
調達品のコストダウン施策
(1)調達・購買業務に求められる科学的な考え方
1)育てる調達〈育成調達〉
2)PDCAマネジメント
3)科学的アプローチ
(2)調達・購買でQCDQ達成するための科学的技術
1)VE調達~品ではなく、機能追求して調達~
2)最適調達~条件適合させる有利な条件で調達~
3)共同調達~改善成果を還元する調達~
4)開発購買~開発段階での積極的参画活動~
5)科学的商談~技術商談+価格商談~
(技術紹介;プライシング、コストテーブル(AI)、
機能購買、査定購買、ベンチマーキングなど)
(3)調達の“ 買う(商談)技術~科学的交渉術~
1)調達元の“ 買う(商談)技術”
〈1〉調達「戦略」と「戦術」の作戦展開
〈2〉調達商談の進め方~調達商談アプローチ~
A:技術商談B:価格商談C:商談後のGIVE政策
〈3〉5W1H展開
◇目的◇目標(対象とゴール)◇担当と役割分担
◇交渉時期、頻度◇場所(目的と担当と場所)
◇方法(P:準備/ 練習、D:実施、C:振り返り)
(4)「科学的」調達部門・業務の運用体制
1)組織構成と機能----QCDQ毎の主従と役割と権限
2)役割分担----担当者と責任者、先方キーマン
3)運用計画----年間/月間/週間スケジュール
5.質疑応答 |
※講義内容、時間等は変更になる場合があります。
※コロナ対応としてセミナーをオンライン(ZOOM)でもご覧いただけます(詳細はメールにてご案内)。
講師紹介
西水 晃 氏(一般社団法人日本資材管理協会 主任研究員 / モノづくり工場経営研究所 代表)
1992年よりコンサルティング業界に身を転じ、それまでの業務経験を生かした技術を活用してIE/VEを中心とした改善コンサルティングを展開。部分最適改善はもちろん、全体最適を目指したデザインアプローチをコンサルティング方針に置き、企業経営目的の追求を目指した活動の普及に全力を注いでいる。専門分野は原価改善~高収益体質構築としており、製品・購買・製造のコスト削減、ERP業務改善などの原価改善と、利益管理の仕組み造り、エンジニアリングデータベースの構築、「技術購買」による購入コスト改善などの高収益体質構築とし、中小・中堅・大企業の200案件余りのコンサルティング活動経験を有する。直近では、リスクマネジメント観点を取り入れたコンサルティング支援の研究も加えており、時代ニーズを先取りした活動を展開している。
マスター・マネジメント・コンサルタント、資材管理士、経営士、リスクマネジメントコンサルタント、経営品質セルフアセッサー、IoTアドバイザー。
参加要領
※ オンライン(ZOOM)受講の方は、7月30日(火)までにお申し込みください。
※ オンライン(ZOOM)受講の受付は終了しました。
受講料 |
一般 42,700円 / 会員 36,600円
(受講料には、テキスト代・消費税が含まれています)
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申込方法 |
受講料は申込書到着後お送りする請求書に基づき開催日前日までにお振込みください。
領収証がご入用の場合は、別途ご連絡お願いたします。
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お願い (全参加方法共通) |
※電子メールが届かない方
・迷惑メールに自動的に振り分けられている可能性がありますので、一度ご確認頂きますようお願い致します。
・セキュリティソフトの設定によっては、メールを迷惑メールと判断し、受信拒否・削除することがあります。
・お使いのセキュリティソフトの設定をご確認頂き、迷惑メール除外設定をお願い致します。
・プロバイダによっては、ウィルスブロックや迷惑メール振り分けサービスが無料で標準設定されている場合があります。
プロバイダで無料標準設定されているウィルスブロックや迷惑メール振り分けサービスがないか、各プロバイダのページで
ご確認頂けます様お願い申し上げます。
・受信ボックスがいっぱいになると、新しいメールを受け付けないことがあります。
最近、メールを使用されていないお客様でお心当たりのある方は、サーバーのメールを削除して下さい。
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お願い (対面の方) |
※ICレコーダーの持ち込みはご遠慮下さい。
※キャンセル規程参加予定の方がご都合が悪い場合は、代理の方がご出席ください。
代理の方もご都合がつかない場合、開催日前日および当日のキャンセルについてはキャンセル料として
参加料の全額を申し受けます。ご了承ください。
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お願い (オンラインの方) |
※前日までにメールで招待状が届かない方は事務局までご連絡をください。
※初めて ZOOM をご利用になる場合は、事前に接続テストを実施してください。
(※ブラウザは最新の物をお使いください。)
Zoom 接続テストページ:https://zoom.us/test
↑上記の接続テストにて、操作に関してご不安がございます場合は、事務局まで「事前テスト希望」の旨ご連絡をください。
※1申込につき1名様が受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けいたしません)
※音を出して視聴できる環境をご用意ください。
(イヤホンやヘッドセット外部スピーカーを使用しての受講をお勧めいたします。)
※お申込みの際に参加される方のメールアドレスを必ずご記載ください。
※テキストは事前に送付いたします。
※本セミナーの講義資料、および配信映像の録画、録音、撮影など複製、二次利用は一切禁止させていただきます。
※ZOOMにおけるリモート制御ならびにレコーディング機能はホスト側(主催者)のみ有効、受講側は無効にさせて
いただきます。
※お申込みの際に必ず「オンラインセミナー受講規約」をご確認ください。
お申込み完了を以って規約に同意した事といたします。
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お願い (Web配信の方) |
※前日までにメールで招待状が届かない方は事務局までご連絡をください。
※1申込につき1名様が受講ください。(著作権の観点から1申込で複数の方のご受講はお受けいたしません)
※ブラウザの『Internet Explorer(インターネットエクスプローラ)』では、視聴ができませんので、
下記のいずれかのブラウザをダウンロード、インストールしてご使用ください。(Firefox推奨)。
(※ブラウザは最新の物をお使いください。)
・ Microsoft Edge
→ ダウンロードページへ
・ Firefox
→ ダウンロードページへ
・ Google Chrome
→ ダウンロードページへ
↑上記のどれかをご使用ください(Firefox推奨)。
※音を出して視聴できる環境をご用意ください。
(イヤホンやヘッドセット外部スピーカーを使用しての受講をお勧めいたします。)
※お申込みの際に参加される方のメールアドレスを必ずご記載ください。
※テキストは事前に送付いたします。
※本セミナーの講義資料、および配信映像の録画、録音、撮影など複製、二次利用は一切禁止させていただきます。
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お問い合わせ先 |
一般社団法人日本資材管理協会セミナー事務局
電話:03-5687-3477 info_jmma@jmma.gr.jp
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